お米のブランド化

九州農政局/農村コミュニティ再生・活性化支援事業


〇『ブランド化』を作る必要性
私たちの住む五ヶ瀬町鞍岡では、東に九州島発祥の地「祇 園山」、西にブナを含む原生林で覆われた「九州脊梁山脈」が走っております。標高600mという高地に位置している為、南国宮崎でありながらの豪雪地帯で す。九州一冷涼な気候に、悠久の山々が育む名水と力のある土があります。
これらの条件を満たしている“鞍岡地区”だからこそ、お米は当然おいしく育ちます。このおいしいお米を、是非!みなさんに食べていただく必要があるのです。

〇ブランドの命名
 今後、みなさんの食卓に並ぶ“お米”なので、ブランド名の命名にはスタッフみんなで、かなり悩みました。

★初代命名
最初は“五ヶ瀬川源流部”
というキーワードを組み入れての命名でした。
市場調査したところ、この手の名前は結構使われている事が多かったので、 他商品との“差別化”を図る為には、望むべき名前ではないという事で、没。
★二代目命名
次に考えるキーワードになったのが“九州発祥の地”でした。
鞍岡には、4億3千万年前に隆起した「祇園山」があり、裾野に広がる土地を利用した“米”という事でした。

お米と同時に鞍岡の歴史も皆さんに知ってもらえる名前だと、この命名に関しては満場一致で決まりました。

決定後には、この『四億年の大地』にまつわる物語をつくり、パッケージ作成の段階に向かいます。

鞍岡のお米は、祇園山から湧き出る湧水で育てている。 サブ・ネームで、『祇園湧水米』と名づけよう。
なんとか、形になってきました。 お米にも、物語が出来てきました。
基本的なパッケージデザインは、これに決まりました。 『四億年の大地』の書式も、ちょっとかわいくしました。

祇園湧水
基本のパッケージに押す為の“ハンコ”をつくりました。これは、「祇園湧水」を利用してつくられたお米に押す用。

かけぼし
これは、“かけぼし”をしている農家でつくられたお米用です。

最終段階。
袋へのデザイン状態です。
赤丸の部分の位置をどっちにするかで左の方に決定。
こっちは、文字の大きさを選ぶ書式合わせ。 左を選択です。
やはり、迫力のあるほうがいいですね。
パッケージのデザインに関しては、これに決定! ・・・やっとここまできたなぁという感じです。
見事に出来上がりました。 袋には、保湿タイプの紐付きクラフトSP無地を使用。

『四億年の大地 祇園湧水米』は現在売り出し中ですが、運良く雑誌や新聞にも注目され始めております。皆様の食卓に並ぶ日を心より待ち望んでおります。
是非食べてみたい!と思われた方は、 ホームページの“ネットショップ”か、問い合わせのほうまでご連絡ください。

※お米の量には、限りがありますのでご了承くださいませ。