2017年度 日本郵便年賀寄附金配分事業助成 災害支援活動「学びのある観光」

2017年度 日本郵便年賀寄附金配分事業助成 熊本地震・豪雨水害・観光被害 「学びのある観光」

被災地である南阿蘇村・西原村・益城町、また、観光被害が大きい高千穂町・五ヶ瀬町・山都町。
以上の6エリアにおいて、「学びある観光」として支援活動を行いました。
本活動は「農業」「観光」「こどもキャンプ」の3本柱となっています。
各活動の中で復興支援や被災者の心のケアに繋げ、心のふれあいのある交流が生まれることを目的としています。

以下に活動の概要を記しました。
タイトルもしくは画像クリックで詳細な報告がご覧いただけます。


 

熊本地震によって、広大な農地を有している阿蘇地域の農業被害は甚大で、山都町、五ヶ瀬町においても地震と大雨によって棚田の崩壊などが起きていました。
この災害に際して、農業の復興支援および農業振興の観点から、南阿蘇村、西原村、益城町、高千穂町、五ヶ瀬町、山都町でのボランティアを募集しました。
被災からの再生を支援しながら、農業ボランティアを通して農家の方とのふれあいを体験できる内容です。


本ツアーでは、地震直後の状況をよりリアルに感じ、案内役を担う被災地の方は自分の苦しい状況を参加者と共有することができます。
現在、仮設住宅が建設され緊急支援的要素は落ち着いてきましたが、復興に向けて観光・農業・商業の振興は不可欠となっています。
被災地に訪れて地元の方と触れ合うきっかけを作り、何度もその地を訪れる継続的な交流が生まれればと思います。

子どもキャンプは被災地の子どもたちのストレス解消、親の子育て負担の軽減など、被災地の直接的支援に繋げることを目的としています。
キャンプを通して、指導者の指示で迅速に行動する、子ども同士で年上の子が年下の子を助ける、リーダーを中心にグループで行動するなどの経験をすることで防災訓練にも繋がります。
また、食事作りについては薪や炭など昔ながらの燃料を活用して行うことで、非常時でも調理が出来る能力を身に付けることができます。
同じ境遇に遭った子どもや家族がふれあう事で共感が生まれ、支え合う関係に発展することが期待できます。

映像ディレクターのカメヤマサトシ氏と熊本の現状を取材しました。

熊本地震から1年半が経ちましたが、未だ苦労が耐えない被災地の方々。

南阿蘇村、西原村、益城町の4名にお話を伺いました。

バナークリックで、リンク先のホームページから動画をご視聴いただけます。

 

2017年度 日本郵便年賀寄附金配分事業助成 熊本地震・豪雨水害・観光被害 「学びのある観光」