7月1日　梅、いろいろ。 だいぶ遅くはなりましたが、風の子自然学校でも梅干しを作りたい！ってことで、いつもお世話になっている農園家の方にご協力していただき、梅をもぎ取るところからやっていくことになりました。 ちょっと危険なところではありましたが、みんなで一生懸命梅をもぎ取り、水洗い。 次の日。ヘタをくりぬき、水気をとった梅で『梅干し』と甘〜い『梅シロップ』を漬けていきました。塩、砂糖の量、漬け方など教えてもらい、自分たちで作業していくので愛着もわいてくるんではないでしょうか。完成がまだまだ先ということで不満そうな子もいましたが、それもまた楽しみのひとつ。 さらに翌日、昨日の梅干しと梅シロップ漬けに落選した”傷持ちの梅達”を使い、『即席梅シロップ』づくりに挑戦。ダッチオーブンと七輪を使い、ひたすら煮込んで砂糖をぶち込み終了。 ここのところ、梅三昧の風の子自然学校ではありましたが、子ども達は飽きずに手伝ってくれました。梅干しの方は、これからも何度か作業がありますが、梅ジュースの方は暑いうちにいただけそうです。あ〜楽しみ by　たくやん

7月8日　『野草茶』選手権！ 前に紹介しましたが、風の子のみんなで摘みに行った野草。あの野草達は、洗って日陰で乾燥させておりました。 梅雨が明け、いきなり暑くなりだした五ヶ瀬町。風の子達は、喉を枯らし、汗だくで学校から帰ってきます。そんな子ども達のため、乾燥させていた野草を煮出し、お茶を飲ませることにしました。とはいえ、摘んできた野草は「ヨモギ」「スギナ」「ハコベ」の３種類。毎日種類を換え、感想を聞いてみることにしました。 『うぇ〜！』なんて言いながらガブ飲みする子がいるなか、なんとな〜く一番人気だったのは『スギナ茶』！！予想をくつがえす結果となりました。馴染みの深い「ヨモギ茶」は、高学年からは多大の支持を得ていましたが、低学年にはクセが強すぎたのか『うぇ〜』が多く聞かれていました。 と、まぁこんな感じではありますが、そこら辺に生えている野草でもこんな力があるということを、話だけでなく、実体験で感じてもらえたかなぁと思います。散歩しながら出来ちゃうのに、心があったかくなるこんな事。風の子達と楽しみながらやっていければ最高！です。by　たくやん

7月9日　『みさお大豆』で４％に挑戦状！！ さて、夏の日差しにも慣れ始めてまいりました。もう暑くて暑くて、日々汗だくで最高ですね。 久しぶりに、この夏空の下、一気に成長指数が上がっている風の子農園の野菜たちについて書きたいと思います。ついこの間（7月3日）、「じゃがいも本掘り会」が開催され、ものすごい数のイモが収穫出来たこと。ついに風の子でも大豆の栽培にふみきったこと。など。相変わらず忙しさが続いているようです。 ここでちょっと大豆のお話。 醤油、味噌、納豆、豆腐など。大豆を原料としている日本らしい食べ物はたくさんあります。しかし、現在、日本の大豆自給率は４％とか。？？　なんとも不思議なお話。 というわけで風の子農園では、この辺りの在来種である『みさお大豆』を手に、このわけの分からない現状に挑戦状を叩きつけることにしたのであります！ いい汗かいて子ども達も頑張ってくれましたとさ。by　たくやん

7月22日（火）　なつやすみ風の子キャンプ！　1日目 はて、夏休み入りたての鞍岡。もう暑くて最高です。 そんな中、いきなりのキャンプ企画。五ヶ瀬自然学校でも、初の取り組みとなる　『食育』　をテーマにした今回の企画。年間通して、他品目の野菜を栽培している　“風の子農園”　の作業もなんとなくこの日を目標にしてきました。さらに、今回は　“食べることは命をいただいている”　ことを分かりやすく伝えるため、鶏を捕まえ、絞め、さばき、いただくという工程を参加者全員に体験してもらうことにしました。 計画の段階では、今時の子どもに全てを見せるのは刺激が強いんではないか？などの不安もあげられていました。・・・が、子どもたちはまっすぐと向き合い、とても素直な反応を見せてくれました。 捕まえる時は『かわいそう・・・』と言い、絞めてさばく時には全員見学し、羽むしりなどの作業には積極的に参加。完成した特製カレーは残さず感謝していただくことが出来ました。 今回の参加者は、通常の風の子自然学校参加者のみ。普段から、野菜の栽培などを行い、年間を通して食べ物に対する指導が行われています。最近は　『食育』　という言葉もよく聞かれるようになりましたが、こういう事は一時的ではなく時間をかけてじっくり行っていくことが大事なのかなぁと思う一日となりました。 ご協力いただいた地域の方々、本当にありがとうございました。 by たくやん

7月23日(水)　なつやすみ風の子キャンプ！　２日目 風の子キャンプの2日目。今日は、おもいっきり夏らしい内容。　“カヌー体験と川遊び”　です。 朝、昨日の鶏から摂った　『鶏がらダシ野菜たっぷり雑炊』　をいただき、お昼ごはんも作っての出発！天気にも恵まれて、最高の川遊び日和となりました。五ヶ瀬をテリトリーとする風の子たちにとって　“川”　は遊び場として1番のフィールド。夏真っ盛りとなり、エネルギーを爆発させた最高の笑顔を見せてくれた子どもたちでありました。『食育』　と　『自然体験』　を組み合わせた今回のような企画も、今後進化・向上させ継続していきたいものです。 ｂｙ たくやん