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平成20年度 五ヶ瀬風の子自然学校 活動記録 4月

8月4日(月) 素敵な助っ人登場!
1週間ぶりの開催となった今日、1人は福岡から、もう1人は地元から、若くて可愛い助っ人が来てくれました!
2人の優しいお姉ちゃん達の登場に、子どもたちも大はしゃぎ♪
宿題を教えてもらったり、おしゃべりをしたり、一緒にお弁当を食べたり・・・と、とっても楽しそうでした。
こうしてお手伝いに来ていただくと、いつもと違った雰囲気になるので、非常にありがたいです!
お2人とも、ありがとうございました(*^-^*)
ところで今日は、差し入れにスイカを1玉いただいたので、半分はお弁当の後、もう半分は、プールのあとに、みんなでいただきました。夏にはやっぱり、スイカですねぇ♪ そういえば今朝、風の子農園のスイカの苗に、ちっちゃな赤ちゃんスイカが実っているのを発見!元気に大きく、育ってくれるといいなぁ・・・ byさよ


8月5日(火) 手作り豆腐に挑戦!
今日は、いつもお世話になっている農園家の方に教わりながら、手作り豆腐に挑戦しました!!
夏は冷奴、冬にはお鍋など、食卓に並ぶ機会が多い“豆腐”ですが、どんな風に作るのかは、未知の世界。
子どもたちは、真剣な表情で、農園家の方の話を聞いていました。 今回は、“小糸大豆”と、風の子農園にも植えている“みさお大豆”を4合ずつ使い、合計4丁分の豆腐を作りましたが、思っていた以上に、作業は大変!
特に、外の木陰に設けた、即席かまどでの作業は、暑いし煙たいし危険だし・・・。汗だくで、涙を流しながらでした。でも、そんな中、お手伝いしてくれた子どもも居て・・・よく頑張ったね♪ おやつの時間、完成した真っ白なお豆腐を、カットしてテーブルに出すと・・・
子どもたちは、我先にと、すごい勢いで群がり、『豆腐は苦手なんだよね〜』といっていた子さえも、進んでおかわり!
そのくらい、子どもたちにとって、感動的な美味しさだったんだと思います♪ ちなみに、せっかく2種類の大豆を使って作ったので、食べ比べ!味そのものの違いは感じなかったんだけど、舌触りが、小糸大豆の方は『しっかり』、みさお大豆は『滑らか』で、すごぉ〜くおいしかったです(*^-^) byさよ


8月8日(金) 大豆ってスゴイ!
今日は、朝から雨が降っているからか、本当に8月?と思えるくらいとても涼しく、過ごしやすい一日でした!
いつもはフル稼働の扇風機も、今日はお休み。この涼しさで、宿題がはかどった子どもも多いのではないでしょうか!?
さすがに今日は、午後からのプールの参加率が低く、残った子は、絵本やトランプなど室内遊びを楽しんでいました。 さて、今日もまた、食べ物ネタですが・・・
子どもたちのお楽しみ今日のおやつ≠ヘ、手作りおからクッキー♪
そうです!先日の豆腐作りで出来たおからを炒ったものを使って作りました(^o^)丿
子どもたちの反応はというと・・・「おいし〜!!」、「うまぁ〜い!!」 
とっても喜んでもらえて・・・頑張って作った甲斐がありましたぁーーーー(ToT)うるうる
美味しく出来て、良かった良かった♪
中には、豆腐作りに参加していない子もいて、「え〜?これが豆腐のかすからできてるの!?」(“かす”だなんて、おからに失礼ですが笑)なんて、驚いていたり。
でも、ホント、そうですよね〜。
そのまま食べるのには、あまり美味しいとは言えないおからも、調理法を変えれば、美味しいおやつに変身するんだから! 大豆って、捨てるところがない、素晴らしい食材であることを、改めて感じました! byさよ 


8月22日(金) 押し花教室開催♪
昨日に引き続き、今日もまた、数名(全員、男!)がやまめ釣りに行き、1時間ほど楽しんだようです!
気になる今日の釣果は・・・やまめ1匹〜(*^-^) 男性陣の挑戦は、まだまだ続きそうです・・・
さてさて。昨日・今日と、夏休みらしい、楽しい企画が満載の風の子自然学校ですが、本日は、押し花教室が開催されました!地元のおばあちゃんを先生に迎え、14名の子ども達は、見本の作品を見せてもらったり、作り方を教わりながら、みんな思い思いに、乾燥させた葉っぱやお花を組み合わせて紙に並べました。
押し花と言えば、女の子の遊びという感覚がありましたが、いざ始まると、性別関係なく、みんな楽しそう!
乾燥した葉っぱを袋から取り出すと、子どもたちから『わぁ〜お茶のにおいがする〜!!』の声。近くに行ってみると・・・うんうん、確かにお茶の香りに似てる!葉っぱの色・形よりも、香りに先に着目するとは・・・子どもの視点って面白いですね。
1時間程度の作業のあと、出来上がった作品を、みんなでずらーっと床に並べてみると、おぉ〜〜〜!!どれも素晴らしい!!みんな同じ材料を使って作っているのに、どれも表情が違って・・・子どもの豊かな発想力に、改めて感動しました(^▽^*)  ところで、今日のおやつは、風の子農園のきゅうりと、たくやん農園のピーマンを使った昆布和え&風の子農園のトマトでした。相変わらず子ども達は「おいしい!」と言いながら食べていました。
風の子農園での野菜作りを通して、野菜を作ることも非常に勉強になりますが、収穫した野菜を、いかにして美味しく消費していくかも、これからもっと学んでいかないといけないなぁと感じています。 byさよ


8月26日(火) 縄なえ教室!
今日は、地元のおじいちゃんを講師に迎え、10時頃から縄なえ教室を開催しました!東京から来た小学6年生の男の子と、そのお父さんも参加してくださり、賑やかな教室になりました。 さて、まずは “わら”について、おじいちゃんから色んな話を聞かせていただきました。
例えば、作るものに適したわらの種類があること、昔の米には背丈の高いものもあり、丈の長いわらも取れていたこと、近年は米の苗倒れを防ぐために背丈の高い米は作られなくなり、丈の長いわらはあまり見られなくなったこと、わらじを編むには、もち米のわらが一番適していること、などなど・・・。昔の人達にとって、わらはとても貴重な資源だったんですね!
ちなみにおじいちゃんは、小学3年の頃からわらじを編んでいたんだそうです。凄い!! 話を聞いたあとは、早速、作業開始!
まず始めに、“わらすぐり”と言われる作業を行いました。この作業に使った昔ながらの道具は、なんと98年も前に作られたものだそう!!いろいろと修繕している部分はありましたが、そんな昔に作られた道具が、今なお使われ続けているとは・・・昔の人々の知恵って、素晴らしいですね♪
ちなみに“わらすぐり”は、人間がクシで髪をとかす様に、束にしたわらを、クシのようになっている道具を使って絡まりをなくしてあげる作業です。このひと手間を行うことで、わら同士が絡まることなく、のちのちの作業がしやすくなるんだそうです。 わらすぐりが終わったら、わらで結んでひとまとめにし、水で湿らせてから、“てんころ”と呼ばれる、重たい木づちを使って叩いていきます。叩いてあげることで、わらが柔らかくなり、編みやすくなるんだそう。今の時期は、1年の中で1番、わらが乾燥している時期だそうですが、叩いた後は、手で触ると本当に柔らかくなっていました!あれだけ激しく叩いても、ちぎれないとは・・・。わらって、細いのに力強い!
わらが柔らかくなったら、いよいよ編み方を習っていきます。今日は時間の都合もあり、『紐』の作り方を教わりました。この作業が、想像以上に難しくて(^-^;) みんな何度もおじいちゃんにやり方を教わっていましたが、それでもなかなか、上手く出来ず、悪戦苦闘していました。
それでも、一人、また一人と、少しずつコツを掴み始め・・・それぞれに味のある紐が作りあがりました♪
おじいちゃんは、さすが名人!!凄い速さで、美しい紐を作ってくれ、その姿にホレボレしてしまいました(*^-^*)
今後、1〜2週間に1回、おじいちゃんに来てもらい、子ども達と一緒にわらじを編んでいく予定だそうです。気長に、頑張っていこうね♪風の子自然学校でも、5月にもち米植えをしましたが、もち米を収穫するだけでなく、収穫後のわらを使って、わらじを作れたら、また楽しみが広がりそうです! byさよ